デンセツ系の人セイジです。
今回は施工管理へのよくある疑問点
- 施工管理の1日の仕事内容ってどんな感じなの?
- やらなきゃいけない仕事が山ほどあると聞いたがどうなの?
こういった疑問点に回答していきたいと思います。
今回は施工管理の1日の仕事の流れについて
- 「まずは朝の朝礼から」
- 「現場の中を確認」
- 「図面・資料などの事務作業」
- 「昼礼への参加」
- 「終業」
- 「まとめ」
の順で書いていきます。
私の経歴、
施工管理経験が13年ほど。
所持資格 1級電気・電気通信施工管理、1級電気工事士等の資格保持
というデンセツ系の人が解説していきます
施工管理の1日の仕事の流れについて
まず施工管理の現場での仕事の流れについて簡単に説明します。
※今回は現場に常駐するバージョンです。
複数現場を持つパターンはまた別の記事で書く予定です。
「まずは朝の朝礼から」
建築現場は朝の朝礼から始まります。現場によって違いますが大体朝8時〜8時15分くらいに始まります。
なのでその前に現場にいる必要になってきます。
現場の朝は早いのです・・・。
内容は
- ラジオ体操
- 各業者による本日の作業内容の報告
- ゼネコンによる本日の現場での注意事項の説明
と建築業者により多少異なりますが大体こんな感じになります。
その後、各業者(建築・機械設備・電気設備等)に別れて
- 詳細なミーティング
- 危険予知活動(現場での危険な箇所を事前に割り出す
を行って現場スタートとなります。
まずこのミーティング時に
- ・自身が担当する業種の作業員とその日の作業内容の確認
- ・変更点の周知
- ・現場内での注意事項の確認
を行うのが施工管理の仕事の第一歩目になります。
「現場の中を確認」
朝礼とミーティングが終わったら現場の中を一回りします。
- 昨日よりもどのくら施工が進んでいるのか。
- 遅れているところはないか。
- ミーティング時の注意事項箇所の確認
など、おもに現場の進行状況などを確認して回ります。
現場の中の全ての状況を知ることは問題を早く見つけることにもつながりますので常に意識して見て回りましょう!
「図面・資料などの事務作業」
現場の中を確認したら次は現場内の事務所に戻り事務作業を行うことになります。
その作業の内容として
- 次に工事する箇所の工事をするための図面(施工図)を作成する
- 工程表やその他の必要になる資料を作成する。
- 今後必要になる材料の発注
が主になってきます。
まあ、この事務作業中も現場から呼び出しがあったりで中断して現場に行ったり、
元請け先やお客さんとの打ち合わせや電話対応があったりと何かと中断されがちになってしまうんですよね。
なのであれもこれもという状況になりがちですが、しっかりと頭の中を整理して今やらないで良いことを選別し、重要な仕事を効率良くやっていくマインドを持って挑むことが大切です。
「昼礼への参加」
これはある現場と無い現場があるのですが、結構大きい現場だとお昼の休憩前か後に昼礼があるとこがあります。
昼礼では各業者ごとに
- 午前中に決まった午後からの注意点等の周知
- 午後からの作業の確認
- 明日の作業内容の確認
を打ち合わせていきます。
その日にもし残業を行う場合もこの時に伝えないといけません。
昼礼後はまた現場の中の確認や事務作業を行っていくことになります。
特に他業者状況・現場の最新情報を知る場になりますので、情報は常に最新に更新することを意識しましょう。
また特に重要だと感じたことは、作業員にすぐ周知することも大切です。
知らなかったでは通じませんからね。
「何のための昼礼だ!!」ってなっちゃいますから。
「終業」
17:00~18:00で現場での作業は終業となります。
その後やっていく作業として、
- 日中に残った書類や図面を作る
- 次の日の作業の材料等の準備と確認する
- 朝礼でのミーティング内容をまとめる
などをやっていくことになります。
ここが施工管理の仕事が忙しい理由にもなってくるんですよね。
もちろん上記の仕事が終業までに終わっていれば定時に上がれるということです。
まあ、当然の事ですね。
なので日中にどこまで効率良く作業を行い仕事を残さないかが重要になってきます。
まとめ
1.まずは朝礼から
- 建築現場の朝は早い!
- 現場の状況は日々変化する為変更事項等は聞き逃さないこと!
2.現場の中を確認
- 現場の今の状況全てを知ろう!
3.図面・資料などの事務作業
- 今やるべきこと、やらないで良いことを選別!
- 重要な仕事を効率良くやっていく!
4.昼礼への参加
- 他業者の状況、現場の最新情報は常に更新する!
- 特に重要なことはすぐ周知する!
5.終業
- 日中の作業をどれだけ夕方に残さないか!
- 施工管理は定時で帰れないではなく、定時で帰るよう効率良く作業しよう!
こうやって書いてみると、その他の業種にもそのまま当てはまりそうな内容ですね。
建築現場基本は現場の流れを理解することです。
その為には経験がモノを言いますので、施工管理を仕事をやりたいのであれば常に色んなことに興味を持ち勉強することが大切になってきます。
日々勉強のマインドですね。
今回はここまで、それでは今日も1日ご安全に!!
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